本を高く積め

本をつい買ってしまう人の雑記です。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

エドワード・ケアリー『堆塵館』古屋美登里訳(東京創元社)

舞台は一八七五年、ロンドン郊外のフォーリッチンガムという架空の区。ごみと廃材の山が連なる広大な一帯があり、その奥にそびえる屋敷「堆塵館」には、ごみから財を築いたアイアマンガー一族が住んでいる――。エドワード・ケアリーの小説『堆塵館』の世界は…